栄養は食べ物だけで摂れるの?
こんにちは。Ohana lifeworksのChikaです。
栄養は食べ物だけで摂れるの?
答えは、NO です。
すでに私のワークショップやレッスン、カウンセリングを受けたことがある方は、
この話は知っているかもしれませんが、
ほうれん草に含まれる、鉄分の含有量はかつて1950年は13.0mgありました。
(1950年発行の日本食品標準成分表より)
成人女性が必要な1日あたりの鉄分量はご存知ですか?
10.5mgといわれています。
いまの時代のほうれん草の鉄分の含有量、どれくらいか知っていますか?
以下の画像は、私がいまGoogle先生の検索窓に
「ほうれん草 鉄分 含有量」とお尋ねした結果の
画面キャプチャーです。
2mg ですって!たったの2mgですよ。
しかも、下茹ですると、0.9mgまで減ります。
ほうれん草の1把はだいたい200gぐらいですので、つまり!
ほうれん草だけで鉄分を補おうとすると、毎日5把ほど食べないといけないわけですね。
そんなに沢山のほうれん草、食べられます?
(もちろん鉄分の補給はほうれん草だけに限る必要はありませんが)
栄養価が下がった原因については、さまざまな要因が挙げられています。
まずは土地がやせてしまっていること。
化学肥料などの使用により本来土に含まれているはずの栄養素が減り、
野菜に十分な栄養が吸収されなくなったと言われています。
また、人工栽培が増えたこと、流通過程の問題で早く収穫することなども要因に挙げられています。
栄養士の方によると、調理の過程でさらに野菜の栄養素は抜けてしまうとのことです。
十分な量の野菜を摂っているつもりでも、
実は栄養素が不足していたりするのはこういった理由なのですよね。
昔はほうれん草といえば、お尻の部分は赤かったですよね。アクもよく出ましたよね。
そういうのは最近は人気がないらしいのです。エグみが出ないようにと改良されてしまった結果が
栄養価を落としてしまっているわけですね。
もちろん、有機野菜も購入できるところも増えてきましたし、
土壌を復活させようと取り組んでいる人々も増えてきました。
これから先20年くらいすれば、栄養価も少しは戻るかもしれません。
でも20年も待てないですよね?
鉄分を野菜から補給したいのであれば、小松菜にしましょう!
小松菜の鉄分は生食の場合は、ほうれん草の1.4倍、
茹でた場合は、2.3倍です。
しかも、ほうれん草と違い、シュウ酸を含まないので下茹での必要もありません。
お値段も同じくらいですよね?
食べる時は、鉄分の吸収を助けるビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂りましょう。
私は会社員時代、お弁当作りをする時間の余裕もないほど、毎日忙しく働いていました。
安易にコンビニ弁当で済ませたり、カップラーメンだったり、
おにぎり2個と頑張ってレトルトのお味噌汁だけ、というランチもありました。
あげくに、「ラーメンよりはヘルシーそうだから」という理由でカップ春雨を食べて胃痛を起こし、
2度も救急車を呼ぼうと本気で思うほど差し込むような胃痛で倒れたこともあります。
いま思い返してもひどいもんです(汗)
そんなひどい食生活をしていた私だからこそ言える、
「栄養をどのように取るかということは、
現代を生き抜く上で本当に大切なこと!」
だと思うのです。
お仕事の人、ママさん&パパさん、学生も!みんな忙しいのです。
忙しくてランチを選んで吟味している時間なんてない!お料理する時間もない!
休みの日にまとめてお料理を作り置きする時間もない!
そもそもお料理できない!(そんな人もいますよね。できるに越したことはありませんが)
だったら、効率良く栄養を摂取できる方法を知ってて損はないと思いませんか?
私はあの一番忙しい時代に効率の良い栄養の摂取方法を知っていたかった!と
自分の体験を通してつくづく思います。
じゃあどうすればいいか?って話を聞きたくないですか?
こんな感じのお話もOhana lifeworksではお茶会やワークショップ、
個人セッションでお話しています。
次回の開催は12月19日(月)@表参道を予定しています。
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